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2005年03月31日

●赤ちゃんの高熱と後遺症

しょこたんのところで耳の話がでたので、ワタシのことを一つ。

ワタシは現在左耳がまったく聞こえません。
これが、物心ついてから聞こえなくなったとしたら不便なこともあるだろうけど
物心ついたときから聞こえてないので、これが普通になっちゃってるんです。

ここからは興味がある人も無い人もいるだろうし長いので more にて。

なぜ左耳が死んだのか。

いつだろう?幼稚園にいってるときか、その前の話なのか。

当時左耳が中耳炎になっているときに、かなりの高熱がでて(40度は軽く超えていたらしい)
救急車で運ばれたときがあったそうです。これは、まったくワタシは覚えていないのですが
大人になってから なぜか救急車の音を聞くとイヤーな気持ちになる自分に気づいて母親に
なんとなくそのことを話てみたら、小さな頃に救急車に乗ったからじゃない?といわれました。
そのときの先生に 『覚悟をしておいてください』 とまで言われたほどだったらしい。
大事に至らず熱もさがり、また普通の生活に戻ってからしばらくして、母はTVの前に座っているワタシが
いつも顔を左に向けて(右耳をTVの方向に向けて)いることに気づいたらしい。

ここがあやふやなのだが、ワタシの記憶では小学校へあがるときに聴覚検査をして
聞こえてないことが発覚したのだと思っていたが、母親が言うにはその前に気づいて
病院へいったら聞こえてないことが判明したと。(`┏_┓´;)

検査をした結果はなんの異常もなし。たぶん神経そのものが死んでしまっているのでしょう と。
原因は、中耳炎で高熱をだしたこと。もう聞こえることはないでしょうと言われたにもかかわらず、
それから母親はワタシを連れていろいろな大学病院を渡り歩いたそうです。
なんとか聞こえるように・・・と願っていたのでしょうね。
その甲斐むなしく、どこで検査をしてもだめなものはだめ。
子を持つ今だったら、そのときの母の苦しみがわかるような気がします(-"-;)

でも当の本人のワタシはのんきなもので、聴覚検査が楽しくてしょうがありませんでした(笑)
やじろべぇみたいに立ってみたり、いろいろな音のするイヤホンでゲーム感覚で楽しんだり
なんだかいろいろな検査をした覚えがあるけど、嫌なことは一つもなかった気がします。
左耳が聞こえない分、右耳で聞こうとするせいか他の人よりもだいぶ聴覚が良いらしく
それを言われるのが嬉しくて 「ワタシの右耳はすごいいいんだよ!」 って自慢したいくらいでした。

それでも、耳が聞こえないハンデがまったくないわけにもいかず。

友達との関係が大切な小学生のときは、必ず誰といても人の左に立つのが自然と身につき
あまり不便がないとはいえ、整列などをしたときにはどうしても左に友達が立つときがあり。
話しかけられても聞こえないんですよ。左からだと・・・
それで相手は無視されたと思うんですね。なまじ、普段の生活に支障がなく他の子とまったく同じだから
ワタシの左耳が聞こえていないってことも、知ってる友達でも忘れてしまうんです。
子供って素直でなおかつ残酷ですよね。 それが積み重なって、イジメとまではいかなかったけど
あるグループから一時的に仲間はずれにされたりもして。

それでも友達がまったくいなかったわけでもなく、それなりに遊ぶ友達はいるんだけど
自分からも一つ距離をおいてしまって、親友と言われる特別な友達はあまりつくれませんでした。
だから今でも、小学校・中学校の友達では幼馴染だけしか自分の心の中には残ってません。

ハッキリと覚えている中学のときの出来事。
すでに毎年やる健康診断では慣れっこで最初から 「ワタシは左耳が聞こえません」 といって検査はやりませんでした。
どの先生も 「あ・・・そうなの?ぜんぜん聞こえないのね?」 と、どうしてよいものか迷いながらも、
以前のカルテをみて左耳はやらずに右耳だけの検査をやってくれたんです。それでよかったんです。
それが、中学1年生のときの聴覚担当の先生は 「そんなはずないだろう。聞こえるかもしれないんだから左耳やりなさい」
と無理やり検査をさせられ、すごい大音響の音を流され・・・。
聞こえない人間にはこうやって無駄な検査をされることが、どれだけ悲しくてどれだけ辛いのかわからないんでしょうね。
いくらやっても聞こえないのに、何度も何度もやらされ最後には号泣した覚えがあります。
こうやって書いているだけでも、涙がでそうになるくらい辛い出来事でした。
あーーーーーーーー!今思えば、親にでも言って苦情いってもらえばよかった\(*`∧´)/

高校生にもなるとさすがにワタシの左耳が聞こえていないってことを周りもしっかり認識してくれていたし、
自分も少しは大人になったことで心の壁がとれたからかだいぶ親友と呼べる友達がたくさんできたんですけどね。

新しく友達になって、今後長くおつきあいにあるだろうなーって人には、最初にちゃんと話すようにしてます。
『ワタシ左耳が聞こえないの』 左から話しかけられて無視するのも失礼だし、何度も聞きなおすのも失礼だしね。


結局は成長していく上で、車の免許を取るとき、就職するとき、結婚するときと問題になるときがあるかも
と思いつつも、問題になったことは一度もありませんでした。フシギじゃない?
まぁ、片耳しか聞こえないってことで今でも不便なのは、音がどの方向からでてるのかわからないってことくらい?
左右両耳から音をキャッチして、音の発信源ってのはわかるわけですよ。
必然的に片耳だけだと、右方向からのみ聞こえるわけでまったく音の方向がわかりません。
音響設備が良いか悪いかもまったくわかりません(笑)
だって、スピーカーで右から左に流れるような音とかってよく言うけど、両耳がないとその音の流れもわからないわけですから。
でも、それがわからないからなんです?ってくらいの精神は持ち合わせているので、まったく問題ないのですよ。

逆に片耳だけなので、まわりへの注意力に関しては人一倍すごいです。(と思ってる)
聞こえない分、注意力や勘やひらめきなどで補っている部分がたくさんあると思います。
バイクの乗り方にしてもそれは出てきていて、パパとツーリングへいったときなんかも、渋滞の高速道路で
すいすいと車をすり抜けていってしまうパパの後ろをついていけませんでした。音の方向がわからない分、
あっちこっち注意しつつあらゆるパターンを想定しながら慎重に運転しているので遅いんですよ。むちゃくちゃ(笑)


結婚を決めたときも自分はまったく意識もしてなかったし、不安もなかったんだけど、
ふと左耳が聞こえないことは事前に両親に話をきてくれたか?と主人に聞きました。
主人もつきあっている上で、ワタシの耳が聞こえていないということは普段忘れているくらいなので
話をしていなかったらしく、結婚の挨拶にいったときに初めて会ったその場でいったんですよね。

『実はにぼは左耳が聞こえないんだよ』
『あら?そうなの?うちの叔父さんも片耳が聞こえないのよ。にぼさんはどーしたの?』
『小さな頃に高熱を出して、神経が死んでしまったんです』
『最近は普通に片耳聞こえない人なんているんだし、生活に支障はないんでしょ?』
『えぇ、まったく』
『じゃぁ、気にすることはないわよ』

お義母さんあっぱれです。突然言われて、そんな反応ができるなんて尊敬します。
主人の両親には感謝感謝です。
これについては、ワタシの母もかなり安堵したようで見た目からもほっとしたのがわかりました。
結婚が決まってやっと母親の重荷もすこしは軽くなったのかもしれませんね。


なんだかまとまりない文章でつつうらうらと書いちゃったけど、当時大学病院で母親が先生から
どんな説明を受けたのか 中耳炎の影響で聞こえなくなった と母親は認識していたようで。
ワタシもそのように説明を受けていたんだけど、23歳のときに眩暈で倒れて救急へいってから
何度か大学病院へ通うようになってからは 『中耳炎で耳が聞こえなくなることはありませんよ。
それよりも高熱のために耳の神経が死んでしまったんでしょうね』 といわれました。
そのときはへぇーそうなんだ程度だったのが、ムスメを生んでからは、へぇーなんて思ってもいられなくなりましたよ、まじめに。
高熱を出したことにより機能が死んじゃうわけでしょ?それも簡単に。怖いじゃないですか(-"-;)

実は後天的に聞こえなくなったとはいえ、耳の聞こえない子が生まれるんじゃないか?って生むのも怖かったんです。
母親は 『そんなことないから大丈夫よ』 と平然といってたど、ワタシを安心させるために
なんてことはないわよってそぶりを見せているのはみえみえだったし(* ̄m ̄)

五体満足に生まれきてくれた今、このまま何事もなく育って欲しいと思う今日この頃。
高熱にだけは過剰反応示してしまって、39度出ると救急へいってしまうんです。
こればっかりは無条件に身体が動くのでしかたありませんね。(; ̄ー ̄A

自分で申告できない子供には、親が気づいてあげるしかないんですよ。
実際にワタシ小さな頃は左耳が聞こえないなんて自分でわからなかったですもん。
ワタシの顔を傾けるサインのように、何かしらサインがあるでしょうからその小さなサインを
みなさんも見落とさないように気をつけてあげてくださいね。親なら絶対にわかりますから!!

コメント

39度で行くと、イヤミ言われません?
うちは40度で行ったけど、昼間小児科に診てもらっていたから、ちょーイヤミ言われた。
でもにぼさんのこと聞いてイヤミくらいっっって開き直ったわっ

よくイヤミ言われるとか聞くけど、うちは言われたことないかな。
夜の救急ってさ、電話して症状を話してからあっちが判断してじゃ来てくださいってことになるからなのかな?ってか、普通の救急ってそうじゃないの?
でもほんとにね。親が判断しないとどーにもできないから、イヤミいわれたってなんのその!開き直りが大事かも(* ̄m ̄)

私も結婚決まったときに壱くんに「私が脳腫瘍だって ご両親に話したの?」って、聞いたこと在ったよ。
その時 ご両親は
「自分が好きでなったわけじゃないんだから仕方のないことだ。人間何処で病気になるか何て誰にも判らないんだから、今生きているだけで儲けモノ。そんなのなんて何でもない」と、言ってくれたそうです。
……私は感動したね(;w;)
でもやっぱり、今でも「自分の病気の話しは私の口からキチンとご両親に話すべきだった」と、思っていますよ。
大事な問題だから尚更に。

ところで、片耳聞こえないのは 身障者手帳貰えるの?申請してる?
本当に 世の中五体満足の人の方が少ないと思うよ……自分が特別なんてあり得ないんだよ。
私も常に「この病気は神様からのギフト」だとおもってるよ。
この間見た「マイノリティーレポート」のなかで「盲人の世界では片目だけでも見えればキングだ」っていうセリフがあってさぁ、その通りだよね。
全て失わなかっただけ よしとおもわないと!
にぼこも命落とさなかっただけラッキーだったんだよ! これも「ますかけ」のお陰か?!

身障者手帳な。実は数年ほど前にふとそれ思いついて調べてみた。
どーやら両耳難聴じゃないとだめらしい( ̄- ̄メ)ちっ
さすがに30すぎると、身障者手帳もってたらお得じゃない?なんて思ってさ(笑)
ってか、もし認定内だったら発覚したときに親が申請するだろー
結局日常生活に支障がない程度ではもらえないのだな。当たり前だけど。
そうそう、命助かって立派に(?)育って結婚してかわいいムスメを授かって。
あー幸せだ♪たぶん「ますかけ」のおかげだな( ̄ー ̄)

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